コラム

2024年 2月    変化への対応

世の中では、システム化、DX化(デジタルトランスフォーメーション)の推進の必要性が説かれています。2月のこの時期ですので、個人の所得税確定申告について、ご紹介したいと思います。

所得税確定申告も次の段階へ移りつつあります。マイナンバーカードのマイナポータルから、データ連携をすると各種データが連携できます。収入については、勤め先の会社が対応していれば源泉徴収票のデータ入手が可能です。控除関係は生命保険料控除や医療費、ふるさと納税などです。ただし、各データ毎に最初の1回は設定が必要です。これが、なかなか手間がかかります。もっと簡単に出来ないのかという思いはありますが、マイナポータルサイトに入って、データ連携先の設定をします。マイナンバーカードへの信頼感が低い事に普及への課題がありますが、それはこの稿では置いておきます。設定してしまえば、国税庁HPからでも簡単に申告ができますので、今年は無理でも来年に向けてトライしてみてはいかがでしょうか。むしろトライしていただきたいと願っています。

所得税の確定申告が、より簡単になり複雑な内容以外の確定申告に税理士は必要なくなります。変化への対応は税理士事務所にも求められています。新しい付加価値を皆様に提供しなければなりません。

確定申告の期間にも、お客様に会う機会と時間を増やしたいと考えています。私たちレッドサポートは、これからも経営のパートナーとして頼られる存在になるべく、日々努めてまいります。


理事 萩原 春男

2024年1月    新年にあたり  ~ 経営環境の変化への対応 ~

能登半島地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

日本が、地震大国であるということは、言うまでもありません。ただ、それを知っているにも関わらず、地震が発生するたびに、多くの命が奪われ、破壊され、涙が流されます。

大きな自然の力を目の当たりにすると、私たちは、その無力さに打ちひしがれますが、それでも、その自然の力をもっと知り、少しでも過去の悲劇を繰り返さないようにと、立ち向かわなければなりません。

このような自然災害は、経営環境にも大きな影響を及ぼします。過去を振り返ると、「東日本大震災」が社会に与えた影響も大きく、震災による倒産が激増しました。帝国データバンクの調査によれば、東日本大震災による直接、間接の影響を受けた倒産は、震災からちょうど1年間で、約700件にも上るといわれています。これは、阪神・淡路大震災の発生から1年間の倒産数約200件の3倍以上の数字です。この倒産企業の従業員数は、合計で1万人をゆうに超えました。

経営環境に大きな影響を及ぼすのは、自然災害だけではありません。

私は、いかなる経営環境に置かれたとしても、自身が掲げた自社の理想像に向かい愚直に突き進むしかないと考えています。

これまで経験してきた経営に影響を及ぼす全ての力を把握し、少しでも過去の失敗を繰り返さないように、今より少しでもよくなるようにと、今年の干支である龍のごとく立ち向い勇気を持って前進しなければなりません。

乾坤一擲、今年もさらに熱く頑張りましょう!

理事長 渡辺 忠


2023年12月    病気からの復活

今年の8月号の職場の教養の感想にて少しふれましたが、今回、私自身の病気についてお伝えさせていただきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから、朝と晩に体温を測るようにしていました(夜はよく忘れてしまいましたが)。今年の1月初旬から37度台の熱が続き、1月27日には37.5度を超え、30日には38.6度になりました。ただ、身体がだるいとかボーっとするような症状はありませんでした(元々、熱や痛さには強いようです)。

さすがに、身体のどこかに異常があると思い、2月初旬にかかりつけの病院に行きました。当時の発熱外来は院内に入れず、外の駐車場が診察場所となっていました。コロナウイルスとインフルエンザの検査結果は陰性でした。2月に3度、3月に1度医者に通い、血液検査を受けましたが、原因がはっきりせず、膠原病(こうげんびょう)ではないかという診断でした。3月には39度を超える日もあり、40度を超える時間帯もありました。かかりつけの病院の紹介で、川口医療センターで検査を受けましたが、そこでもはっきりした病名は分かりませんでした。

2月頃からはさすがに体調が優れない日が続き、確定申告時期で、繁忙期でありながらも、体を休める時間が必要となってきました。3月下旬に再度川口医療センターで診察を受けて、検査入院をするように言われましたが、2週間程の長い期間仕事を離れることは考えられないと思っていました。3月31日に川口医療センターで別の先生に診てもらったところ、リンパが腫れているとの事で、都立駒込病院を紹介していただきました。後に分かったことですが、がん治療が有名な病院でした。

 4月3日、今までとは違う体調の変化を感じ、タクシーで駒込病院へ向かいそのまま検査入院、そして、抗がん剤治療が始まりました。病名は悪性リンパ腫でした。治療が始まり3週間ほどは意識が朦朧とし、身体と心(意識)が別々かのような状態の中、頻繁に悪夢にうなされました。

4月23日、ようやく身体と心が一致した通常の状態に戻り、その後は治療とリハビリの日々を繰り返し、5月27日に一時退院、7月29日まで入退院を繰り返しながら抗がん剤治療を受けました。

9月初旬にPET-CT検査を受け、9月12日の検査結果では、ガンはないとの診断を受けました。今後は3か月ごとに病院へ検査(12月5日が初めての検査)に通います。

 私自身、今までは、「健康が取柄」「入院したのは生まれた時だけ」と言って自慢しておりました。今回の病気で改めて、家族・社員・仕事仲間等、人の大切さや有り難さ、自分自身の健康への気遣いや身体からのサイン等、多くの事を学ばせていただきました。


常務理事 中山 孝浩