
今年は4年に一度のサッカーワールドカップ(W杯)が開催されています。日本代表は今回も見事にグループリーグを突破しましたが、決勝トーナメント1回戦のブラジル戦は惜しくも1-2で敗れるという結果に終わりました。深夜2:00のキックオフではありましたが、多くの人がテレビ観戦したことと思われます(私もその一人です。)。
私は熱狂的なサッカーファンという訳ではありませんが、ブラジル戦を観戦しながら頭に浮かんだのは2018年ロシアW杯での決勝トーナメント1回戦のベルギー戦でした。その試合は前半2-0とリードしていたものの後半に追いつかれ、最後はアディショナルタイムに不用意なプレーから決勝点を奪われたもので、「ロストフの悲劇」といわれています。今回のブラジル戦はスコアこそ異なるものの試合展開はまったく同じで、前半のリードを後半追いつかれ最後はアディショナルタイムに不用意なボールロストから決勝点を奪われるというものでした。これはW杯決勝トーナメント(延長戦を除く)において史上最も遅い時間帯に生まれた決勝ゴールであり、「ヒューストンの悲劇」といわれることになりそうです。
今回の日本代表は「歴代最強」と呼ばれ、W杯優勝を目標に掲げていました。確かに強くなったと感じさせられる戦いを見せてくれましたが、結局は8年前と同じ悲劇を繰り返してしまったのです。
悲劇を繰り返してしまった原因の一つは「チーム全体としての明確な意思統一の欠如」ともいわれています。チームとして何をすべきか(点を取りに行くのか、徹底して守るのか。ボールを繋ぐのか、クリアに徹するのか。など)をチーム全体で明確な意思統一がされていれば、悲劇は防げたのかもしれません。これはサッカーに限らず、すべての組織について共通の課題であると感じています。
今後は同様の悲劇を二度と繰り返さないことを願いつつ、4年後のW杯(スペイン、ポルトガル、モロッコの3か国共催)を楽しみに待ちましょう!
専務理事 岩崎 隆昭
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