月刊レッドサポート

新年にあたり -生き残りではなく、生まれ変わる-                     


新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年のオリンピックの経済効果もコロナ騒動によりかき消され、その後落ち着きを見せていたものの、オミクロンによりバタつき始めています。

経営者の皆様、今がチャンスです。

日本の人口は、2005年から減少し始めました。しかし、消費が最大になると言われる40代50代の人口は穏やかに増えているため、総支出額は今も増え続けています。しかし、それも2025年にはピークアウトすると言われています。それは、人口減少に伴う総支出額の減を意味します。

更に2025年以降は、最も人口が多い団塊の世代(約800万人)がすべて後期高齢者(75歳以上)となり、続く世代も次々と仲間入りをしてきます。その結果、日本は国民の5人1人(約20%)が75歳以上、3人に1人が65歳以上という、人類がかつて経験したことのない超高齢化社会に突入します。

これほどの大変化は、江戸時代から明治時代へのシフトや、太平洋戦争終戦前から終戦後へのシフトに匹敵すると思われます。武士や軍人が役割を終えたように、この先たった10年で多くの職業が消えてなくなるかもしれません。

これほどの歴史的変化が3年後から本格化するならば、重要な問いは「どうしたら生き残れるか?」ではなく、「どうしたら私(会社)は生まれ変われるか?」なのではないでしょうか。

2025年にピークアウトし総支出額も減少するのであれば、見方を変えればそこまでは、新しいビジネスを生み出すチャンスということです。消費が旺盛な世代人口が増えているのであれば、その間に、彼らのニーズを捉えた新しいビジネスがたくさん作れるはずです。

更にそれ以降、後期高齢者が増え続けるということは、医療、健康維持、介護のあり方に根本的な変化が起こるはずです。食習慣、定年後の働き方、生活環境など、人々の意識も変わり、今まで“こんなもの売れるの?”と思っていた商品やサービスが次々と開発・普及していくと思われます。

「そんなこと言ったってレッドサポートさん」と思われた方も安心してください。

全ての人を対象とする大きな市場では、ほんの一部の会社が生き残りをかけてシェア争いをします。逆に「ほんの一部の人をターゲットにする小さな市場」では、個性的なビジネスが無数に創られることになるのです。

生まれ変わるというのは、今のビジネスを捨ててくださいと言っているのではありません。アイフォンやアイパッドを時計にすることは、形や大きさを変えただけですが、大ヒットしました。「今ある商品を少し変える、今の商品とは繋がらないと思っていた両極端を繋げてみる、そのような工夫をしてみませんか?」という提案です。

レッドサポートも挑戦します。皆様と共に生まれ変われるように。


理事長 渡辺 忠


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